2025年7月9日
2025年7月9日 18:13更新
人口減少で小学校の閉校が進むなか、閉校した校舎を活用して地域の人たちに楽しんでもらおうと、上越市立浦川原小学校4年生が、段ボール迷路や黒板アートを作っています。
浦川原小学校の4年生23人は、総合学習で中保倉地区の歴史を学んでいます。その中で、8年前に閉校した旧中保倉小学校の校舎があることを知り、この校舎を使って地元の人に楽しんでもらおうと考えました。
児童は5月から月に2回ほどこの校舎に通い、4つの教室を活用して、段ボール迷路や黒板アートづくりを進めています。
9日(水)は保護者を招いて校舎の中を案内したほか、迷路を体験してもらいました。
児童
「走り回ったりすることは普段の校内では怒られるけど、ここでは怒られないから楽しい。ここは全然使われていないから、にぎやかな場所になったらいいなと思う」
「廃校でしかできないことをやろうと思った」
保護者
「段ボール迷路はすごく凝っていたし、難しかったし、すごく楽しかった」
児童は今後、地域の人から閉校になった理由などを教えてもらいながら、迷路や黒板アートの制作を進め、11月下旬の活動発表会で披露することにしています。発表会には保護者や地域の人を招きます。
この模様は、8月3日から放送のこどもコウキシンでたっぷりとお伝えします。
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