2025年7月15日
2025年7月15日 14:42更新
上越市ガス水道局は、上越市の正善寺ダムの水位が著しく低下し、ほかの浄水場から水道水の融通を調整しても必要な水量が確保できないおそれがあるとして、15日(火)から市民に40%以上節水するよう呼びかけを始めました。
上越市ガス水道局によりますと、今年4月5日(土)に発生した県営高田発電所水圧管路破断事故により、原水の流入が途絶え、市の基幹浄水場の城山浄水場の運転を停止しました。それ以降、正善寺浄水場の配水量を増加させるなど、各浄水場間の配水区域を調整するなど、出来る限りの対策をしながら水道水の供給を行ってきました。
しかし、雨が降らない日が続き、正善寺ダムの水位が減少の一途をとどり、貯水率が30%を割り込む状態となっています。今後もまとまった降雨が見込まれず、水位の回復が望めない危機的な状況にあるということです。
こうした状況を受け、上越市ガス水道局は15日(火)正午に渇水対策本部を設置し、正善寺浄水場と城山浄水場の配水区域の市民を対象に、水道水を40%以上節水するよう呼び掛けを始めました。また事業者にも可能な限りの節水を呼び掛けています。
節水の対象地区はご覧の通りです。
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