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大きさとにおいに驚き! 上下浜小6年生がマッコウクジラの骨洗浄

大きさとにおいに驚き! 上下浜小6年生がマッコウクジラの骨洗浄

今年2月、柿崎中央海水浴場の近くに漂着したマッコウクジラの骨を上越科学館に展示するため現在、骨を洗う作業が行なわれています。15日(火)にクジラにゆかりのある柿崎区の上下浜小学校6年生が作業を手伝いしました。

マッコウクジラの骨を洗ったのは、上下浜小学校6年生の11人です。骨は今年2月、柿崎中央海水浴場の周辺に漂着したものです。児童ははじめに永井克行館長からクジラの体長は15メートルほどあったこと、展示に向けて頭や下あごなど5か所の骨を洗っていることなど説明を受けました。

続いてたわしと洗剤で骨を磨きました。大きいもので4メートルほどあります。骨には脂がついていて、においが残っています。

上下浜小学校は113年前の明治時代、学校近くの海岸に打ち上げられたクジラを売り、校舎を再建した歴史があります。学校では毎年3月13日を「クジラの日」として当時の歴史を学ぶなどしています。

永井克行 館長
「骨は臭い、触ってみないと分からない。ザラザラで、椎間板はヌルヌル。クジラでできた学校(歴史)と絡めて(学習)まとめてもらえると、骨を紹介した甲斐がある」

6年生は9月の修学旅行で東京の国立科学博物館を訪れ、クジラの標本などを見学することにしています。そして11月の文化祭で、クジラについて調べたことを発表する予定です。

児童
「初めてで緊張した。仲間との交流も深まった。よかった」
「骨の大きさ、臭さ、いろいろな形を知ることができた」
「『クジラ学校』の6年生が頑張って洗ったことを伝えたい」

南雲江利子 教諭
「(113年前)村人総出でクジラの肉を売って学校を守った。昔の人たちの地域の学校にかける思いと、つながることを期待」

骨の展示は作業が終わり次第、早ければ年末年始から始まる予定です。

上下浜小学校がクジラの骨を洗う様子は7月27日からの「こどもコウキシン!」で詳しくお伝えします。

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