2025年7月16日
2025年7月16日 18:00更新
妙高高原地域などで大規模リゾート開発を計画している外資系の不動産投資運用会社ペイシャンスキャピタルグループ「PCG」は、妙高杉ノ原スキー場周辺に4つのホテルと2つの商業施設を2034年までに整備する計画を示しました。このうち2つのホテルと2つの商業施設は、2028年12月の開業を目指しています。ホテルのブランドなどは、今年9月に発表されることになっています。
整備計画は、15日(火)に初めて開かれた、大規模リゾート開発について情報を共有する協議会で明らかになりました。協議会は、PCGのほか上越地域の3市や佐渡市、鉄道やバスの交通事業者など11の団体で構成されています。
妙高高原地域などで大規模なリゾート開発を計画しているPCGは、オールシーズンリゾートをめざし、2034年までに妙高杉ノ原スキー場周辺に4つのホテルと2つの商業施設を整備する計画です。
計画は1期と2期にわかれ、第1期では2つのホテルと2つの商業施設、スキーセンターを整備し、3年後の2028年12月のオープンを目指しています。投資額はおよそ700億円の見込みです。このうちホテルのひとつは、格付けで5つ星に選ばれているブランドホテルが候補になっています。
15日(火)に開かれた協議会では、観光客を呼び込むための周辺の道路整備や、えちごトキめき鉄道や頸城自動車など交通事業者との連携などについて話し合われました。PCGの最高責任者ケン・チャンさんは、シンガポールからオンラインで参加し、次のように話しました。
PCG ケン・チャンCEO
「皆様と協力してこの開発を地域創生として貢献できたら」
PCG 入江大 日本副代表
「洗練された上質なリゾートを作ることが目的。地元の人にも楽しんでもらえる時間帯や季節に配慮しながら地域の持続可能性を高めていきたい」
上越地域振興局 原田正則局長
「地域に根付いた開発が進められるよう、今日がスタート。第一歩」
PCGは、ホテルのブランドなど詳細について、9月に発表するとしています。
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