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2025年7月17日
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百日咳 10代前半の患者増加 伝染性紅斑は警報基準超える
2025年7月17日 15:33更新
上越保健所管内の感染症（7月7日～7月13日分）
■百日咳
全国的に百日咳の感染者が増えています。特に10代前半の患者報告数が増えています。今回県内で報告されたのは212件（前の週179件）でした。百日咳は百日咳菌という病原菌によって起こされる感染症です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します。7日から10日程度の潜伏期間を経て風邪の症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。その後、短い咳が連続的に起こり、咳の最後に大きく息を吸い込み、痰を出しておさまるという症状を繰り返します。激しい咳は徐々におさまりますが、時折、発作性の咳がみられるということです。感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。
■インフルエンザ（流行期目安１ 注意報基準10 警報基準30 終息基準10）
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.00人（前の週 0.00人）、実数は0人（前の週0人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.53人（前の週 0.85人）、実数は29人（前の週47人）でした。
■新型コロナウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.00人（前の週 0.25人）、実数は0人（前の週 1人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり1.78人（前の週 2.11人）、実数は98人（前の週116人）でした。
■RSウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人（前の週 0.00人）、実数は2人（前の週0人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.50人（前の週0.27）、実数は15人（前の週8人）でした。
■咽頭結膜熱
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人（前の週0.50人）、実数は1人（前の週1人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.60人（前の週0.40人）、実数は18人（前の週12人）でした。
■Ａ群溶血性レンサ球菌咽頭炎（警報基準8）
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.00人（前の週0.00人）、実数は0人（前の週0人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.23人（前の週1.93人）、実数は67人（前の週58人）でした。
■感染性胃腸炎（警報基準20）
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり4.50人（前の週2.50人）、実数は9人（前の週5人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり3.13人（前の週2.93人）、実数は94人（前の週88人）でした。
■水痘
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.00人（前の週0.00人）、実数は0人（前の週0人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.40人（前の週0.50人）、実数は12人（前の週15人）でした。
■手足口病
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.00人（前の週0.00人）、実数は0人（前の週0人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.40人（前の週0.23人）、実数は12人（前の週7人）でした。
警報
■伝染性紅斑（警報基準2）
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人（前の週1.50人）、実数は2人（前の週3人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり3.27人（前の週3.23人）、実数は98人（前の週97人）でした。国の警報終息基準（定点当たり1）を下回るまで警報継続です。
伝染性紅斑は頬に出現する紅斑を特徴とする、主に幼児や学童を中心に流行する感染症です。両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれることもあります。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染します。 基本的な感染対策（手洗い、咳エチケット等）を心がけましょう。アルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでこまめに手を洗い、自分専用のタオルで手を拭きましょう。
■突発性発疹
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.50人（前の週1.00人）、実数は3人（前の週2人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.40人（前の週 0.37人）、実数は12人（前の週 11人）でした。
■マイコプラズマ肺炎
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人（前の週1.00人）、実数は1人（前の週1人）でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.46人（前の週 0.31人）、実数は6人（前の週 4人）でした。
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