2025年8月7日
2025年8月5日 10:35更新
上越市在住の70代男性が、SNS型ロマンス詐欺にあい、現金およそ987万円をだまし取られたことが5日(火)までにわかりました。警察は詐欺事件として捜査を進めています。
警察によりますと、男性は今年6月下旬頃、マッチングアプリに会員登録したところ、60代の外国人女性を名乗る者からダイレクトメッセージが届き、やり取りをするなかで、別のSNSに勧誘されました。以後そのSNSで相手と趣味の話などメッセージをやり取りするようになったということです。
その後、男性は相手から「ショッピングサイトで商品を売っている。サイトの新規会員登録、販売の援助をしてほしい。売り上げが上がればキャッシュバックがある」といったメッセージを受け取り、7月22日までの間に、ネットバンキングで相手に指定された金融機関の口座に16回にわたり、合計およそ987万円を振り込んでだまし取られました。
男性が最初に振り込んだ日には、男性の口座に13万円の入金があり、最終的に16回振り込んだあとには、サイト上に1800万円の利益があるといった表示がされたということです。しかし、男性が現金の引き出しを求めても応じず、更に現金を要求されたことから不審に思っていたところ、金融機関や警察から連絡があり詐欺被害に気づいたということです。
警察では「見ず知らずの人から金額に関わらず、お金の送金を依頼されるのは詐欺です。少しでもおかしいと思ったら、周りの人に相談したり、最寄りの警察署、もしくは#9110に電話してください」と注意を呼び掛けています。
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