2025年8月5日
2025年8月5日 17:35更新
節水を呼び掛けるユニークな短編映画を上越市本町6丁目にある映画館「高田世界館」が制作し、公式ホームページやSNSで配信しています。
作品タイトルは「節水シャーク」です。
制作のきっかけは、上越市で節水が呼び掛けられるようになり、高田世界館で予定していた水を使ったイベントが中止になったことでした。そのかわりに何か盛り上げる方法はないかと、節水をテーマにした短編映画を制作することになりました。
高田世界館 上野迪音 支配人
「中止になりどうしようかなと思っていたときに、節水に絡めて何かできないかと思った。サメ映画が得意な映画館。節水とサメを合わせて、映画を作ることに」
ストーリーは、水遊びを楽しむ若者などがサメに襲われるというもので、水不足という逆境を楽しく乗り越えてもらおうとユーモアたっぷりに作られています。制作期間は10日間で、出演した全員が世界館の常連客です。
作品では、節水を呼び掛ける実際のアナウンスの音声を利用したほか、着ぐるみのサメをホラー映画のように見せる工夫がされています。
高田世界館 上野迪音 支配人
「基本的にはホラー映画仕立てに。着ぐるみのサメがいかに怖くなるか、ユーモラスな部分もどこまで入るかを工夫。こんなに水を使っていいのかなど、コロナのときのように殺伐した雰囲気になっている。少しでも息抜きになれば」
短編映画は、8月2日(土)から高田世界館のYouTubeやSNSなどに配信されていて、無料で見ることができます。
あわせて、高田世界館では「節水シャーク」のTシャツを制作して販売しています。
購入した人
「かわいい。1000円だったので購入」
高田世界館 上野迪音 支配人
「ダムの貯水率に合わせてTシャツの価格が変動。(貯水率)12%であれば1200円、10%であれば1000円。減っていくと安くなる。節水シャークのTシャツを着て、節水しようと思ってくれれば」
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