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上越市が渇水・高温による農地被害を調査 支援策の検討材料に

上越市が渇水・高温による農地被害を調査  支援策の検討材料に

水不足と猛暑によるイネの被害が心配されるなか、上越市内の田んぼでイネの生育状況や田んぼのひび割れなどを確認する調査が8日(金)に行われました。結果は、来週中に公表される予定です。

 調査が行われたのは、渇水や猛暑による被害が出始めている、または過去に被害が確認されている田んぼです。今後の支援策を検討しようと、上越市が県やJAと合同で行いました。

調査地区は合併前上越市と、13区から大潟区と中郷区を除いた11の区です。このうち牧区では、職員3人が1日かけて山あいの7つの地区をまわり、田んぼのひび割れやイネの生育状況を確認しました。

イネは水が無くなると葉が丸まり、先端から枯れ始めます。調査では葉の様子を観察したほか、ひび割れの深さを計りました。

上越地域では、牧区も含めて6日(水)から広い範囲でまとまった雨が降りました。

上越地域振興局農林振興部 田中文浩 専門員
「数週間前に見た時はイネの葉がロール状に巻いていた。完全になおっていて葉先も枯れていない。雨の恵みは大事だと思った」

8日(金)朝の時点では、一部の田んぼで穂が出るタイミングにばらつきがあったものの、大きな被害は確認されませんでした。

田中文浩 専門員
「雨が定期的に続けば、農家も安心して秋を迎えられるのではないか」

しかし、市内ではすでに先月末の時点でイネが枯れる被害が確認されています。市では、調査結果を来週中に公表することにしています。

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