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上杉謙信の愛刀 国宝「山鳥毛」13日(水)から展示へ 報道向け内覧会

上杉謙信の愛刀 国宝「山鳥毛」13日(水)から展示へ 報道向け内覧会

来週末に開催が迫る第100回謙信公祭に合わせて、戦国武将上杉謙信の愛刀で国宝の「太刀無銘一文字」通称「山鳥毛」の特別展示が13日(水)から上越市立歴史博物館で始まります。これを前に12日(火)メディア向けの内覧会が開かれました。

あすから特別展示される「山鳥毛」です。長さはおよそ79センチあり、焼き入れによって作り出された波のような模様が美しく、山鳥の羽毛に似ていることから名付けられたとされています。

 山鳥毛は名刀を集めていた上杉謙信が持っていたもので、養子の上杉景勝に引き継がれました。1952年に国宝に指定されています。観覧は申し込み制です。申し込みがあったのは市民向けが960組と、市の想定の半分ほどだったのに対し、一般向けは2040組で、受付を開始してから1時間30分で定員に達しました。

山鳥毛は岡山県瀬戸内市が所有していて、上越市が第100回謙信公祭に合わせて借りました。上越市が過去に購入を試みましたが、所有者と金額面で折り合いがつかず、断念した経緯があります。

謙信公祭実行委員会  青柳伸一委員長
「念願が叶った。要望があったが断念せざるを得ない背景があった。展示てきて非常にうれしい」 

中川市長
「こんなにすばらしい文様の刀は見たことがない。今後の上杉謙信公や春日山城の取り組みにもつなげたい」

展示は13日(水)から今月24日(日)まで上越市立歴史博物館2階の常設展示室で行われ、観覧券を持っている2040組3600人あまりが訪れる予定です。観覧は混雑を避けるなどの理由から1組2分以内です。

なお、1階には日本刀を擬人化したオンラインゲーム「刀剣乱舞ONLINE」とのコラボグッズや瀬戸内市の観光協会が山鳥毛の模様を表現した帯、カード入れなど「山鳥毛」の関連グッズが販売されています。グッズの購入は誰でもできます。

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