2025年8月23日
2025年8月23日 21:22更新
戦国武将、上杉謙信公の遺徳を偲ぶ第100回謙信公祭が23日(土)に上越市春日地区で行われました。今年の謙信公役は俳優の松平健さんが務め、節目の祭りを盛り上げました。
午後4時30分。全国から集まった参加者が武者に扮して山麓線を練り歩く「出陣行列」には、約400人が参加しました。去年と比べて100人ほど増えました。
上杉謙信を演じた松平健さんを一目見ようと山麓線沿いや春日山交差点周辺には多くの観客が訪れていました。中には午前9時頃から待っている人もいました。松平さんが現れると沿道から歓声と拍手が沸き上がっていました。
午後6時。会場は史跡広場に移り、川中島合戦の再現が行われました。参加者は前日にリハーサルを行ったほか、一部の武将役は事前に殺陣の練習を重ねてきました。川中島合戦での逸話の一つ、上杉謙信の刀を武田信玄が軍配で受け止めたとされる一騎打ちのシーンなど、迫力のある戦国絵巻にたくさんの観客が見入っていました。
終了後、あいさつに立った松平さんは「暑い中お集まりいただきありがとうございました。謙信という大役、身に余る思いだった。ぜひこれからも101回と歴史を刻み続けてほしい」と話しました。
また、最後には100回を記念して「マツケンサンバ」の音楽に合わせて花火が打ちあがり、祭りを締めくくりました。
観覧者(東京から)
「松平謙信を見に来た。カッコよかった。上越のまつりは魅力的だと思った。これからも続いてほしい」
観覧者(親子)
「子どもがマツケンサンバを踊っていて楽しそうでうれしかった。いつか出てみたいと言っていた。今年は人が多くて賑わっていた」
出陣行列参加者
「富山から来ていて今年で3回目。今年は人が多かった。賑わっている祭りがいい。この謙信公祭が好きなので毎年来たい」
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