2025年8月21日
2025年8月21日 17:00更新
JAえちご上越は、管内のコメ農家に前払いをする今年の「仮渡し金」を20日(水)発表しました。コメ農家の生産コストが上昇していることなどから、コシヒカリは1等米60キロあたり3万円。去年の当初額と比べておよそ1.7倍で、平成元年以降最高額だということです。
JAえちご上越が設定した今年の仮渡し金の価格は、一般コシヒカリが1等米60キロ当たり3万円です。去年の仮渡し金当初額と比べて1万2,700円、1.7倍高くなります。このほかの主な品種でもこしいぶき、つきあかり、にじのきらめきが2万7000円、みずほの輝きが2万7500円、新之助が3万1000円と、1.7から1.8倍に引き上げられました。JAえちご上越によりますと、今回の仮渡し金の価格は平成元年以降最高額だということです。
引き上げの理由は、高温や水不足などによって今後コメを安定的に供給できるか見通しがたたないことです。また、物価高騰を受け、コメの生産コストが上昇していることから、コメ農家の手取りを増やし、営農意欲の向上につなげたいと考えています。
JAえちご上越
「生産者の生産コスト上昇や営農継続を可能な再生産価格などを考慮して 仮渡し金を設定した。安定したコメの供給をしていくために集荷結集していくことが必要」
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