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妙高市の総合防災訓練 市民200人が避難所の開設など確認

妙高市の総合防災訓練 市民200人が避難所の開設など確認

妙高市の総合防災訓練が21日(日)に行われ、参加した市民200人ほどが避難経路や避難所の開設について確認しました。

妙高高原中 体育館

妙高市では、住民に災害時の避難について確認してもらうとともに、各機関との連携を強化するため毎年総合防災訓練を行っています。去年は台風で中止となり2年ぶりの開催となりました。

今年は5つの町内から200人ほどが参加しました。訓練は台風の影響で土砂災害警戒情報が発令され、住民が避難した直後に高田平野を震源とする地震が発生し、妙高高原地域で震度6強の揺れを観測した想定で行われました。

妙高温泉区では、はじめに防災無線のアナウンスを合図に住民が徒歩で妙高高原中学校へ避難しました。

到着後は、けが人の救護に使ったり、プライベート空間を確保するためのテントを12はり設置しました。

スタッフ
「治療するとなると揺れるかもしれないが、ただ寝ている分には落ち着いて寝られる」

その後、地震による建物の倒壊でけがをした人などが避難所へ運ばれてくることを想定し、心肺蘇生の手順やAEDの使い方などを確認しました。

参加者
「何回かやったけど忘れてしまった。きょうもやったが、やっていないと いざとなると無理かも。いい経験」

妙高市消防団
「救急車が来るまでずっと続く。疲れると力が入らないので、次の人に『変わってください』と。この人を絶対助けるという気持ちで」

初参加
「前の仕事で介護をしていた。病気の人を心肺蘇生で助けたことも。経験を生かして、1人でも多く助けられるような行動を心がけたい」

「(災害時)どこへ集まり どうするかを常に頭に入れないと まずいと思った。誰かに教えてもらい1人で困らない。協力も大事」

このほか、屋外では給水車などの展示や大雨を体験できるブースなどが並びました。

城戸市長
「災害のとき行政は限界がある。地域住民に担ってもらう部分は大きい。日頃からの防災意識を住民から持ってもらえれば」

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