2025年10月5日
2025年10月3日 16:55更新
新型コロナウイルスの影響で、落ち込んだ観光需要を喚起するため、新潟県などが令和3年6月から令和5年6月までに実施した「使っ得!にいがた県民割キャンペーン」と「使っ得!にいがた旅割キャンペーン」で、上越市の宿泊事業者がおよそ538万円を不正受給していたことがわかりました。
県の発表によりますと、不正受給した宿泊事業者は、有限会社ジャンプが運営する上越市の「割烹 明治庵」と「働く人の宿あいかわ 直江津港店」です。
令和4年8月15日から令和5年6月30日までの間、キャンペーンの利用実態がないにもかかわらず、宿泊割引相当額の助成金を受給するとともに、キャンペーン利用者に交付する地域クーポンを取得して利用していました。
不正受給した額は538万2800円です。内訳は宿泊割引が243万5800円、地域クーポンが294万7000円です。
県によりますと、令和6年6月に不正の疑いについて県に情報提供があり、県と県観光協会が宿泊事業者へヒアリングして調査した結果、不正受給が判明したということです。その後、宿泊事業者に対し不正受給額の返還を請求し、全額が返還されたということです。
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