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特殊詐欺被害 上越市70代男性が1470万円だまし取られる

特殊詐欺被害 上越市70代男性が1470万円だまし取られる

上越市在住の70代男性が特殊詐欺被害にあい、暗号資産およそ1470万円をだまし取られたことが8日(水)にわかりました。警察は特殊詐欺事件として捜査を進めています。

上越警察署によりますと、今年6月30日頃、男性の自宅の固定電話に実在する携帯電話会社の職員を名乗る男から「電話代が振り込まれていません」などと電話がありました。男性がこの携帯電話会社と契約していないことを相手に告げると「じゃあ、これは詐欺ですね。今から警察につなぎます」などと言い、そのまま北海道警察の警察官を名乗る男に変わりました。警察官を名乗る男は男性に「あなたの名義の口座がマネーロンダリングに使用されている。このままではあなたを逮捕しなければならないし、もし、あなたがやっていないと言うのであれば、身の潔白を証明しなければならない」などと告げ、連絡手段として一般的によく使用されているメッセージアプリをスマートフォンにインストールするように指示してきました。

それ以降、メッセージアプリで警察官や検察官、金融庁職員を名乗る男から、毎日3回の定時連絡のほか、男性名義でネット銀行の口座を開設するように指示がありました。さらに別の連絡手段として相手が男性名義で契約したスマートフォンを自宅に送ってきました。男性はそのスマートフォンを使い、メッセージアプリで相手から言われるがままに、9月24日に2回に分けて490万円、翌25日に2回に分けて980万円円、合計およそ1470万円を新規に開設した男性名義のネット銀行の口座に移しました。さらに、その資金を暗号資産交換事業者の男性名義の口座に移して暗号資産に交換。その情報を相手が指定したアドレスに送信し、だまし取られました。

9月26日に男性がネット銀行の口座にさらに入金しようと市内の金融機関の窓口に行ったところ、不審に思った職員に声をかけられ、金融機関の職員が上越警察署に通報し、男性は詐欺に気付きました。

警察では、被害防止のため以下の注意を呼びかけています。
・警察はメッセージアプリで連絡することはありません。
・警察は一般人の方に現金の出金を依頼することはありません。
・警察はスマートフォンの契約を求めたり、連絡するためにスマートフォンを送ったりすることはありません。
・警察官を名乗る者から電話やメッセージアプリで捜査対象となっていると言われた場合は、最寄りの警察署に対面で相談してください。

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