2025年10月21日
2025年10月21日 15:06更新
朝晩を中心に寒さを感じる日が増えてきました。高田城址公園では、冬を前に雪の重みで木が折れるのを防ぐ樹木の冬囲いが21日(火)から始まりました。
初日は忠霊塔前の芝生広場でシルバー人材センターの作業員や市の職員など11人が、サツキやツツジの木を竹で囲って縄で縛っていきました。
作業者
「樹木が一部水不足で枯れた所はあったけど思ったより枯れなかった」
上越市都市整備課によりますと、去年は夏に気温の高い日が続いた影響で公園内のサクラの葉が色づく前に散ってしまう「早期落葉」という現象がみられました。今年は木の周囲に穴をあけ土壌改良剤を入れ透水性と通気性を良くする対策をしたことで影響は少なくこれから紅葉がはじまります。
一方でサツキやツツジなどの低木は、暑さの影響で一部枯れた木もあり植え替えを行ったということです。
公園管理人 宮﨑直樹さん
「普段とは違う冬囲い施行後の光景を散策しながら楽しんでもらいたい。雪が降った後も風情があるから来園者に楽しんでもらいたい」
公園では12月上旬にかけて、サツキやツツジなど低木およそ5000本のほか若いサクラの木なども冬囲いします。来月中旬からはブロンズ像の冬囲いも始まります。
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