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心の中に生き続ける!久比岐高校 閉校記念式典

心の中に生き続ける!久比岐高校 閉校記念式典

今年度で閉校する新潟県立久比岐高校で25日(土)閉校記念式典が行われ、在校生や卒業生、職員などが20年間の歴史に思いを馳せ、閉校を惜しみました。

久比岐高校は2006年に県立柿崎高校と県立吉川高校が統合して開校しました。20年間に1400人以上が卒業しています。

開校当初は400人ほどの生徒が在籍していましたが少子化などで生徒が減り続け、令和5年度の新入生は12人。令和6年度には生徒の募集を停止し、今年度で閉校します。

式典には最後の卒業生となる3年生12人のほか、卒業生や歴代の教職員などおよそ230人が出席しました。

久比岐高校 山田喜昭 校長
「奇しくも創立20周年という節目の年にその歴史に幕を閉じる。閉校式ではあるが、創立20周年を記念して皆で思い出を語る機会でもある」

続いて、在校生を代表して、3年生の西村 姫伽さんが学校生活での思い出を話しました。

西村姫伽さん
「少人数のため みんなとの距離が近い。全員の教室で笑い合いながら共に過ごしてきた。私たちは終わりを見届けるのではなく、この学校の思いを受け継ぐために入学した」

在校生
「人数の少ない学校の良さを感じられた。ほかの高校ではここまで生徒と先生が親しくなれなかった気がする」

卒業生
「本当に悲しい気持ち。すごく自由でのびのびとできたのでこの学校で良かったと思う」

式典のあとには、オリンピックに4大会出場した元体操選手の内村航平さんによる記念講演会も行われました。内村さんは、自身の経験から、これから社会にはばたく生徒に向けて「好きなことを見つけて没頭すること」、「基本を忘れず好きなことを諦めずに継続すること」、「好きなことを継続するにはどうすればいいか、考える力を身につけること」が大切だと話しました。

最後に内村航平さんは鉄棒の演技を披露しました。

在校生
「残りの学校生活はクラス全員と仲良くする。行事を楽しくやっていきたい」

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