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中郷区の避難所 簡易トイレ使い方を確認

中郷区の避難所 簡易トイレ使い方を確認

能登半島地震の被災地で、断水などにより水洗トイレが使えなくなったことを踏まえて、避難所で簡易トイレの使い方などを確認する訓練が28日(火)上越市中郷区で開かれました。

訓練は、中郷区内の指定避難所5か所で毎年、順番に行なわれています。今年の会場は上越市立中郷小学校の体育館です。

防災学習をしている中郷中学校3年生24人や、4つの町内会の人など合わせて50人ほどが参加しました。

中郷区総合事務所 総務・地域振興グループ 新井広 副主査
「避難所では食料のことが注目される。それと同じぐらい大事だが、忘れがちなのがトイレ」

能登半島地震の被災地石川県などでは、断水などにより水洗トイレが使えなくなりました。簡易トイレを使っても、処理や臭いなど衛生面での課題が浮き彫りになっています。訓練ではこうした課題に対応した簡易トイレが紹介されました。

これは携帯トイレです。折り畳みの椅子に袋をかぶせ、便座をはめれば完成です。使用後は凝固剤をかけ袋を捨てます。このほか、テントの中に組み立てる「仮設トイレ」、マンホールの蓋をあけて、簡易的な便座を取り付け、直接 下水道管へ流す「マンホールトイレ」、移動式のトイレカーが展示されました。

中郷中生徒
「携帯トイレは小さくて、いつも使っているのとは違う。災害時はそこは我慢しないと」

中郷区の住人
「食べ物は我慢できるけど、トイレは我慢できない。大切だと思った。思ったよりしっかりしていて心配ないと思った」

 

区内の指定避難所、5か所には携帯トイレがそれぞれ2つ、凝固剤が500個あります。それぞれの避難所に来る人を最大100人とし、トイレを1人5回使うことを想定すると、1日分です。

中郷区総合事務所 総務・地域振興グループ 新井広 副主査
「避難所にどんなトイレが置いてあるのか、どうやって使うのか、きょうの経験を家庭で話したり、友達に話したりしてもらって、広がっていけばよい」

このほか、参加者は避難所を運営するための役割分担や火災で煙が充満した部屋から逃げる手順などを確認しました。

中郷中生徒
「何も見えない。しゃがんだ方が周りが見えた」

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