2025年11月3日
2025年11月3日 9:00更新
来年の春に閉校する上越市立三郷小学校の全校児童が、最後の文化祭で披露する上越市の無形文化財「春駒」の練習に励んでいます。
春駒を練習しているのは三郷小学校の全校児童44人です。学校では毎年3年生が三郷地区に100年以上前から伝わり、祝い席で踊られていた民族芸能「春駒」について学び、文化祭で披露しています。
今年は最後の文化祭になることから、地域の人に向けて全校児童で披露することになりました。
児童は9月から三郷春駒保存会のメンバーから指導を受けています。29日(水)は本番と同様に衣装を着て、通しで練習しました。
児童
「(春駒は)地域の大切な踊りで、なくしてはいけないと思う。細かい動きをみんなで頑張っているので、そこを見てもらえたらうれしい」
「大切な存在で、なくしてはいけないふるさとの伝統だと思っている。大きく踊る動きもあるので、そこをちゃんと見てほしい」
三郷春駒保存会 竹内浩行さん
「三郷の伝統ある春駒を心の中にとどめてほしい。どこへ行っても『僕、踊れるよ』『私、踊れるよ』となってほしい」
三郷小学校の最後の文化祭は11月8日(土)に行われます。
春駒の練習と、文化祭の模様は11月30日(日)からJCVの番組「こどもコウキシン!」で詳しく放送します。
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