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県内インフルエンザ流行期に入る 基本的な感染防止対策の徹底を

県内インフルエンザ流行期に入る 基本的な感染防止対策の徹底を

上越保健所管内の感染症(10月20日~10月26日分)

■百日咳
今回県内で報告されたのは27件
(前の週27件)でした。百日咳は百日咳菌という病原菌によって起こされる感染症です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します。7日から10日程度の潜伏期間を経て風邪の症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。その後、短い咳が連続的に起こり、咳の最後に大きく息を吸い込み、痰を出しておさまるという症状を繰り返します。激しい咳は徐々におさまりますが、時折、発作性の咳がみられるということです。感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。

 

■インフルエンザ(注意報基準10)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週0.25人)、実数は4人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.05人(前の週0.85人)、実数は113人(前の週47人)でした。定点あたりの報告数1を超え、流行期に入りました。

■新型コロナウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.75人(前の週 1.75人)、実数は7人(前の週 7人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり4.29人(前の週 3.67人)、実数は236人(前の週202人)でした。

※新型コロナによって重症化する割合は65歳以上の年代で高いため、この年代の方などを対象とした定期接種が10月から行われています。感染者から多く検出されているNB.1.8.1(ニバンス株)にも効果が期待されることが報告されています。詳細は県のホームページをご覧ください。

■RSウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週 1.50人)実数は1人(前の週3人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.93人(前の週1.20)、実数は28人(前の週36人)でした。

■A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週0.50人)、実数は2人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.53人(前の週1.87人)、実数は76人(前の週56人)でした。

■感染性胃腸炎(警報基準20)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり3.00人(前の週2.50人)、実数は6人(前の週5人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.70人(前の週3.10人)、実数は81人(前の週93人)でした。

警報
■伝染性紅斑(警報基準2)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人
(前の週2.00人)実数は2人(前の週4人)でした県全体の平均は定点医療機関あたり1.27人(前の週1.20人)、実数は38人(前の週36人)でした。国の警報終息基準(定点当たり1)を下回るまで警報継続です。

伝染性紅斑は頬に出現する紅斑を特徴とする、主に幼児や学童を中心に流行する感染症です。両頬がりんごのように赤くなることから「りんご病」と呼ばれることもあります。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに触れることによって感染します。 基本的な感染対策(手洗い、咳エチケット等)を心がけましょう。アルコール消毒が効きにくいため、流水や石けんでこまめに手を洗い、自分専用のタオルで手を拭きましょう。 

■突発性発疹
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週0.50人)、実数1人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.10人(前の週0.13人)、実数は3人(前の週4人)でした。

■ヘルパンギーナ
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週0.50人)、実数は1人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.77人(前の週0.87人)、実数は23人(前の週26人)でした。

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