2025年11月2日
2025年11月2日 20:06更新
第78回全日本バレーボール高等学校選手権大会新潟県予選会、通称「春高バレー」の県予選決勝戦が2日(日)に小千谷市総合体育館で行われ、男子は関根学園高校が新発田中央を下し、悲願の春高出場を決めました。
第1シードで勝ち上がった関根学園。決勝戦ではインターハイ県予選と同カードとなる新発田中央と対決しました。
第1セットは序盤から互いに点を取り合う接戦に。終盤にかけて勢いづいた新発田中央がリードし、関根学園は19対25と第1セットを落としました。
続く第2セット。新発田中央がリードを広げるも、終盤に流れを引き寄せた関根学園は5番 下鳥の攻守に渡る活躍で逆転し、25対23で第2セットを取り返します。
第3セットは、1番竹田のサービスエースなどで勢いに乗り、関根学園が25対21と2セット連取。
優勝がかかった大一番の第4セット。
関根学園は1番 竹田の力強いバックアタックと、5番 下鳥の活躍などで接戦を制し3対1で勝利。初の春高バレー出場を決めました。
キャプテン 竹田尊飛 選手
「頂点をとらないと全国で勝負できるチームにはなれないので、まずは勝ててよかった。新発田中央に、県総体のときもブロック効果を出してやってきた。そこを意識して今回も練習。試合では繋ぎがよく決めきれる場面も。春高バレーでは、きょうみたいにチームバレーで、1つ1つ勝っていきたい」
下鳥漣大 選手
「自分が決めないと竹田選手に集まってしまうので、竹田選手と相談して『俺が決めるから次は頼むぞ』とコミュニケーションをとっていた。ワンタッチをとって、竹田選手につなげた場面が多かった」
関根学園高校 春日正史 監督
「インターハイが終わってからチームのモチベーションが上がらず、3年生の仲も悪くなったり良くなったり難しいなかでこの大会を迎えた。よく成長してくれた。感極まった。下鳥選手が腰痛できのうはほとんど試合に出ていない。(きょうは)総合力で勝負しなければならないなか優勝できた。総合力がついたのでは」
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