2025年11月9日
2025年11月5日 15:56更新
上越市の発酵食品を使ったご当地グルメ「さかきん発酵鍋」づくりに上越市立大瀁小学校の5年生が取り組んでいます。

「さかきん発酵鍋」づくりに取り組んでいるのは大瀁小学校の5年生30人です。

児童は総合学習で上越の発酵文化について学んでいて、発酵文化のすばらしさを多くの人に伝えようと、ご当地グルメの「さかきん発酵鍋」を作ることにしました。

4日(火)は2回目の試作日で、発酵学の父、坂口謹一郎顕彰会の高橋道代さんから野菜の切り方などを教わって鍋を作りました。

「さかきん発酵鍋」は、上越市出身で応用微生物学の世界的権威、坂口謹一郎博士にちなんで、発酵食品の酒かすと味噌やしょうゆをベースに地元の野菜や魚介類などを使ったご当地グルメの鍋です。

4日は、これまでに決めた上越産の酒かすと町田醤油味噌醸造場の醤油を使ったスープにダイコンやキャベツ、豚肉などを入れて煮込みました。

児童
「誰でも食べられる味で、なるべく安く提供することをみんなで話し合った。」

児童がこだわったのはもち巾着です。自分たちが育てたコメと大豆やさつまいも、うずらたまごやソーセージなど好きな具材を入れました。

児童
「おいしい」
「みんなに上越の発酵文化を知ってもらって食べてもらいたい」

児童は、味付けなどを最終調整し、今月28日に直江津ショッピングセンターエルマールで販売する計画です。
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