2025年11月27日
2025年11月27日 10:38更新
妙高市立斐太北小学校の児童が26日(水)、自分たちで育てたコメを妙高市の六・十朝市で販売しました。

朝市でコメを販売したのは、斐太北小学校の5年生10人です。児童は農業について学ぶため地元の農業法人「米ファーム斐太」に教わりながら、学校の横にある2アールの田んぼでコメを育ててきました。

5月に「つきあかり」の苗を植え、草取をし9月上旬に稲刈りをしました。夏の暑さや水不足を乗り越え、収穫できたのは全部で90キロほど。困難を乗り越えて育ったことから、児童は「奇跡のあおぞら米」と名づけました。

26日(水)は働いてお金を稼ぐことの大変さを学ぶため、妙高市の六・十朝市で収穫したコメを販売しました。

訪れた人
「昔のコメ作りを学んでいるということで買った。夕飯に食べる。買ってすぐ食べたほうがおいしい」

用意した90キロのコメはおよそ50分で完売しました。
児童
「稲刈りのイネを縛るのが難しかった。おいしく食べてという気持ちで渡した」
「(試食したとき)モチモチしていておいしかった。いろいろな人に話すことが出来た。コメを買ってもらえてうれしかった」

米ファーム斐太 阿部剛 代表取締役
「食べるものなので、いちから作ってどうできるのか仕組みを知ってほしい。大きくなって旅立ったあとに、自分の故郷がこういうところだと言えるようになってほしい」
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