2025年12月11日
2025年12月12日 9:42更新
高田の風土産業「バテンレース」の作品の展示や制作体験が楽しめる作品展「バテンレースの世界9」が上越市大町5丁目の旧今井染物屋で、12月13日(土)から開催されます。
バテンレースは明治時代に日本に伝わったレース布で、主にのれんやテーブルかけなどに使われています。当時、高田ではバテンレースを作る内職が盛んで、多くの女性が農閑期に内職として働いていたといいます。
上越市大町5丁目にある旧今井染物屋に常設の工房を構える「吉田バテンレース」は、明治から140年ほど続く伝統の技術を今に伝えています。毎年、バテンレースの作品やバテンレース教室の作品を展示したり、制作体験が楽しめる作品展を行っています。
会場では吉田バテンレースの商品をはじめ、型紙や写真なども展示。日傘、洋服、襟、額装、テーブルクロス、のれん、アクセサリーなどの小物類などが並びます。そのほかにも、10年以上教室に通っている生徒の作品をはじめ、毎月行っている教室や上越市が主催しているバテンレース継承講座の皆さんの作品も展示されます。
上越市ホームページより
期間中の土曜、日曜は制作体験も可能です。今年は去年人気だったクリスマスツリーや靴下のほか、バラをモチーフにしたハンカチの制作体験もできます。体験はそれぞれ料金がかかり、希望者が多い場合は体験できない場合もあります。事前に予約した方が優先となりますので、興味のある方は吉田バテンレースまたは旧今井染物屋へ電話で予約をしてください。
この機会に、高田の風土産業「バテンレース」の優美な世界をぜひ楽しんでください。
バテンレースの世界9
■日時:12月13日(土)、14日(日)、16日(火)~20日(土)10:00~16:00
※12月15日は休館日
■会場:旧今井染物屋(上越市大町5-5-7)
■問い合わせ・予約:TEL025-523-3553(吉田バテンレース/平日10:00~17:00)、TEL025-520-9788(旧今井染物屋)
■ホームページ
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