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川上善兵衛について学習 高士小児童が地域住民に成果発表

川上善兵衛について学習 高士小児童が地域住民に成果発表

学んだのはあきらめない心!

郷土の偉人、川上善兵衛について調べてきた上越市立高士小学校の児童が、10日地域住民にその成果を発表しました。

 発表会は、高士地区公民館が児童の郷土愛を育むとともに、世代間交流を促そうと毎年この時期に開いています。この日は5、6年生21人と地域住民16人が参加しました。

高士小学校では、全校児童が一年を通じて「日本ワインの父」として知られる川上善兵衛について学んでいます。

このうち5、6年生は、キャリア教育としてブドウの品種改良に生涯を捧げた善兵衛の仕事に向き合う姿勢や、その生き方について調べたほか、地元の人に仕事のやりがいや魅力について聞いてきました。

発表では、善兵衛の功績や人柄についてのエピソードをまとめた寸劇を披露しました。

また、地元の保育士や看護師などから聞き取った、その仕事を選んだ理由や気を付けていることなどを発表しました。

この後には児童が住民に聞き取りをする時間もあり、地域の魅力やこれまで苦労したことなどを次々と質問していました。

住民からは「よく勉強している。善兵衛の心を引き継いでもらいたい」と声が上がっていました。

6年生の児童
「善兵衛さんの一生を調べることは大変だったが、楽しかった。あきらめないこと、社会に出て必要なことをたくさん学べた。高士地区がみんなで楽しく仲良くできる地域になってほしい」

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