2025年12月16日
2025年12月16日 18:18更新
上越地区の美術部や書道部の高校生による合同の作品展が13日(土)14日(日)に上越市本町のミュゼ雪小町で開かれました。

この合同の作品展は、1年間の集大成として上越地区高等学校美術書道研究会が60年以上前から毎年開いています。今年は上越地域と十日町市の12校140人から美術と書道作品あわせて135点が寄せられました。

このうち、美術作品は油絵や水彩画デッサンなどの絵画や立体作品が中心です。高校生の日常や、旅先での思い出などが自由に描かれています。

関根学園高校1年生、後藤夢菜さんの作品「2羽だけの世界」では、動物園で撮影した写真を基に、2羽のインコが体を寄せ合う姿を描きました。羽の色のグラデーションを工夫したということです。

関根学園高校1年生 後藤夢菜さん
「写真の通りに描きたかった。羽の鮮やかさを出したかった。青をたくさん使い、緑や黄色を入れて工夫。羽の鮮やかさと2羽が目を閉じて愛し合うところを見てほしい」

そのほか、上越総合技術高校の5人の生徒による立体作品もあります。「もしも、こんなみかんがあったら…」と想像して新種のミカンを紙粘土で制作しました。

訪れた人
「地元なので高校生の作品を見に結構前から来ている。発想が大人と違う。絵や立体的な作品も個性的でおもしろい」
「生き生きしている。みんな頑張っている」

上越地区高等学校美術書道研究会 新保恵美子 教諭
「他校の作品も見ることで、新たな気づきを見つけてくれれば。地域の人に見てもらえることで、より一層作品の作成に力が入るのでは。若い生徒たちのパワーを感じてもらえれば」
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