2026年3月9日 10:39更新
上越市で活躍した洋画家村山陽さんの作品を展示してきた「ギャラリー陽」が4月、4年間の歴史に幕を下ろします。最後となる企画展が今月6日(金)から始まりました。ギャラリーでは「思い出を振り返りながら鑑賞してほしい」と話しています。

ギャラリー陽は、2020年に亡くなった村山陽さんの作品を展示販売するため、家族などでつくる一般社団法人「アトリエ村山陽」が4年前に開きました。

これまで企画展を30回ほど開き、多くのファンを楽しませてきましたが、諸般の事情で閉館することになりました。

村山さんの長女で社団法人の理事を務める小林志野さんは「4年経ったが、皆さんに見てもらったことが感謝です」と話していました。
社団法人では閉館にあたり、2つの展示会を企画しました。6日からの「行く先々で」展は、村山さんが旅先のスイスや北海道など国内外で描いた風景画など28点が展示されています。会場には村山さんと親交のあった人も次々と訪れ、なつかしそうに作品を眺めていました。

村山さんは車の免許を持っていませんでしたが、絵画仲間や家族といっしょにスケッチ旅行に出かけました。多い時は毎月のように出かけていたということです。

小林志野さん
「スケッチ旅行の前はすごく楽しみにしていた。帰って来てからも出来た絵を見せてくれた。旅の作品は皆さんの思い出を振り返りながら見てほしい」

「行く先々で」展は、3月30日までの金曜日から月曜日に上越市平成町のギャラリー陽で開かれています。なお、地元の風景画などを展示するふたつ目の企画展「その日その日」展は4月3日から20日までです。
小林さんによりますと村山さんの作品の一部は、妙高市の「まちなか+」や地元の高校などに寄贈されています。手元に残っている作品も今後、ほかの画廊などで展示したいということです。
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