2025年6月26日
2019年9月27日 19:11更新
「もったいない」は他人ごとではありません!
まだ食べることができるのに食品が処分されてしまういわゆる「食品ロス」を活用する講習会が27日、妙高市で開かれた。
これは妙高市消費者協会が主催し、市民など16人が参加した。講師はNPO法人フードバンクにいがたの眞木英明さん。
眞木さんは、はじめに新潟市の食品ロスの現状を示した。新潟市が行った昨年度のアンケートでは燃やせるゴミの約40%が生ごみで、「食品ロス」は16%、さらに5%は「賞味期限」が切れたもので、調理されずに処分されていた。
眞木さんは「賞味期限」はおいしく食べることができる期間を指し、「消費期限」とは違う、すぐに処分する必要はないと話した。そのうえで眞木さんは、食品ロスを減らすための仕組み「フードバンク」を紹介した。
これは、賞味期限まで2か月ほどある食品などを集めて生活困窮者や福祉団体に寄付するというもの。
フードバンクにいがたが昨年支援した施設団体は131にのぼった。眞木さんは、妙高市でもフードバンクを設立してほしいと呼び掛けた。
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