2025年6月24日
2019年10月25日 8:35更新
妙高焼きで知られる上越市の陶芸家、 髙井進さんの作品展が24日から上越市本町のアートサロン遊心堂で始まった。髙井さんはこの夏体調をくずしたため、大きな個展は今回が最後となる。
会場には陶芸、絵画あわせて約100点が並んでいる。陶芸はここ数年ほどに作られたもの。
髙井さんは39歳で陶芸の道に入り以来42年間、妙高焼きをかかげ、創作に打ち込んできた。
しかし、 今年8月、脳梗塞を患い、1か月ほど入院した。退院後も右手にしびれがあり、現在は陶芸作りを休んでいる。
髙井さんは42年間を振り返って「最後までよかった。平成の30年間が一番よかった。若いころは全国でやっていたけど、年取ってからは地元中心。地元にいる以上地元を愛する」と話した。
髙井さんは創作活動のかたわら、地元の小学生などを対象に陶板制作を指導してきた。その数は県内外約450校、指導した児童は5万人に上るということ。
会場にある絵画約20点は8月以降に描かれたもの。今後は主に絵筆をとって活動していきたいと話す。
髙井進さん作品展
■日時:28日(月)午前10時~午後6時まで(最終日は午後5時まで)
■場所:上越市本町4丁目 アートサロン遊心堂
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