2025年7月30日
2019年11月19日 17:29更新
決め手はアンカー!
毎年 屋根の雪下ろしによる事故が起きる中、17日に作業に必要な安全装備の講習会が上越市中郷区にあるはーとぴあ中郷で開かれた。
講習会は県が開いたもので、講師を務めたのは長岡技術科学大学 大学院の上村靖司教授。県によると昨シーズン、県内で屋根の雪下ろし中に落ちてケガをしたり亡くなった人は21人。
上村教授は転落事故を防ぐには命綱だけでなく、“アンカー”と呼ばれる命綱を結びつける設備を屋根に取り付けて欲しいと呼びかけた。
アンカーはアルミのフレームやワイヤーなどを屋根に固定して作る。作業者は体の安全帯とアンカーを命綱で結ぶことで、ちょうど冬山登山のように安全を確保できる。
魚沼市ではアンカーの設置に、リフォーム補助として最大5万円助成しているということ。上村教授は「車のシートベルトと一緒で安全帯の対策として必要。しっかり普及させていくことが大事」と話している。
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