2025年8月10日
2025年8月8日 16:29更新
高村光雲が旧春日村に寄進した木造毘沙門天像を、第100回謙信公祭の開催にあわせて、春日山城跡ものがたり館で展示します。
〈木造毘沙門天像〉
春日山城跡の本丸跡北側に建つ、毘沙門堂(毘沙門記念館)の本尊です。戦国時代、上杉謙信公が信仰した毘沙門天像は銅造で、上杉景勝公とともに会津を経て米沢に移り、米沢城本丸の御堂(みどう)に安置されていましたが、嘉永2年(1849)の火災により損傷を受けました。その後、昭和3年に上杉家十四代当主の上杉憲章氏が、東京美術学校に修理を依頼し、高村光雲氏により修理が行われました。その際、木で分身が造られ、体内に銅像の欠け損じたものを収めたと伝えられています。分身(本像)は昭和5年に完成し、その後、旧春日村に寄進されました。現在の毘沙門堂は、その寄進にあたり、昭和6年に春日村が建てたものです。
■日時:8月9日(土)~9月15日(月・祝)9:00~16:30
※謙信公祭開催中の8月23日(土)のみ9:00~20:30
※定休日は毎週月曜日(祝日・休日の場合は翌日)
■会場:春日山城跡ものがたり館(上越市大豆334)
■内容:木造毘沙門天像の展示のほか、謙信公祭に歴史等を紹介するパネルを展示します。
■入場料:無料
■問い合わせ:TEL 025-545-9269(教育委員会 文化行政課)
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