2025年6月16日
2025年6月16日 18:14更新
随意契約で売られた政府の備蓄米の販売が、先週から上越市内のスーパーで始まっています。上越地域に7店舗を展開するスーパーマーケット「イチコ」でも16日(月)から全ての店舗で販売が始まりました。
イチコでは2022年産の備蓄米5キロ入りを1400袋仕入れ、16日から上越地域にある7店舗すべてで販売しました。
このうち高田南店には250袋が並びました。1袋は税抜1980円で1家族1袋限定です。
備蓄米を買った客
「備蓄米、おいしいのかな。コシヒカリを食べていると、ほかのコメが食べられないけど買ってみようかな」
「ひとつ買わせてもらった。ありがたい。コメの高騰でソバやパンを多く食べるようになった。今後は安心してたくさん食べられる」
「1か月のコメの消費、お弁当などを作るので多い。古古米としても美味しくいただけると思う」
「コメはもう少しあるけど、備蓄米はどんなものかと思って、なくなる前に買いにきた。古古米だけど贅沢は言っていられない」
「価格的には安いけど味が心配」
店では混雑を避けるため、事前の告知はしませんでした。このため開店前に行列はできず、買い物客は「備蓄米」と書かれた売り場を見つけ、袋をかごに入れていました。
イチコ本部 総務部 笠井雅史課長
「米どころなので客はコメがあるという認識。なるべくコメを切らさないように注意している。かなり価格も高騰していたので、備蓄米は税抜2000円を切って販売できるということで、価格を気にしている人は手に取ってもらえればと思う」
イチコ全店では今回と同じ2022年産の備蓄米を7月下旬にも販売する予定です。またコメの価格高騰を受け、イチコではベトナムで今年収穫された日本品種のコメを今月末から販売する予定です。価格は5キロで3000円ほどです。
イチコでは古古米をおいしく食べる方法として、炊くときに調味料を足す方法を販売コーナーで紹介しています。例えば1合に対して酒を大さじ1杯加えると、ふっくらと甘みが増します。またみりん大さじ1杯を加えるとツヤが出てしっとりと仕上がるということです。
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