2025年7月3日
2025年7月3日 14:30更新
上越市内の老人クラブの会員が集まり、日ごろの活動について情報交換をする「クラブ交流会」が2日(水)上越市市民プラザで開かれました。
クラブ交流会は、上越市老人クラブ連合会が日ごろの活動について情報交換し、組織の活性化に役立ててもらおうと今年初めて開きました。2日(水)は上越市内のおよそ30のクラブから62人が参加し、グループにわかれてお茶を飲みながら、それぞれの活動について自由に意見交換しました。
交流会ではクラブでのイベントや旅行などについて意見をする人がいる一方で、加入者が減少していることや会費の値上げなどクラブが抱える課題について触れる人もいました。
上越市老人クラブ連合会ではこれまでリーダー研修会として毎年各クラブの代表が集まって情報交換をしていました。しかし「堅苦しくて荷が重い」、「参加しずらい」という意見があり、今年は会員であれば誰でも気軽に参加できるよう、クラブ交流会と改め、お茶を飲んだりお菓子を食べながら情報交換ができるようにしました。その結果、参加者が1.5倍に増えました。
参加者
「今年はお互いに好きなことを言って知らない人でも話しやすい感じがした。意見交換は老人会として同じことをやっているけど、良い意見があれば参考にして行事をやっていきたい」
意見交換に先立っては、かつて上越市立頸城中学校の校長を務めた外ノ池一さん98歳による講話も行われ、健康で長生きするための秘訣が紹介されました。
外ノ池 一さん(98)
「人間の寿命は遺伝的の要素が25パーセント。あと75パーセントはその人の生活状態。長生きのための生活習慣をしていく基本は食べること、動くこと、気の持ち方が大事」
参加者
「外ノ池さんの話の中で75パーセントが自己責任といっていた。長生きは大変と言っていたが私もできるだけ長生きしたいと思った」
上越市老人クラブ連合会 外立 秀夫会長
「今年は参加した人が楽しく話し会っている姿が見られた。そこがこれまでとは変わった。中身は基本的に同じだが、気軽にお互いにやっていることを情報交換し合う、これは変わらずこれからも続けていくだいじな活動だと思っている」
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