2025年7月8日
2025年7月8日 16:33更新
上越市の中川市長が市内の高校生にまちづくりの考えや提案を聞く対話集会が始まり、初回は4日(金)に県立高田農業高校で行なわれました。
高校生を対象にした対話集会は、若い世代にまちづくりの考えや提案を聞き、今後の市政運営に生かそうと上越市が開きました。 初回が高田農業高校で行われ、2、3年生合わせて12人が参加しました。
中川市長と車座になり「若者の働く場」と「地域の魅力発信」をテーマに意見を交わしました。
高校生からは「年間を通じて観光客を呼べる場所が欲しい。県外や国外からたくさんの人を呼べるスポットが欲しい」、「上越妙高駅近くの田んぼが無くなって寂しい」といった声が上がっていました。
生徒は「就職する際に地元企業を知る機会がもっとほしい」と話すと、中川市長は「職場体験の機会をつくりたい」と答えていました。
対話集会に先立ち、中川市長は生徒が実習として取り組んでいるエダマメの収穫や測量を視察しました。
参加した3年生は「上越には全国的に知られていない所もある。直江津に住んでいるので祇園祭の良さを伝えたい」
2年生は「のどかで空気がおいしいこの雰囲気をずっと残ってほしい。地元上越や新潟で農業や自然にかかわる仕事をしたい」と話していました。
また、中川市長は「皆さんはこれからの上越を支える人間。夢と希望を持って暮らしてほしい。共に仲間として活動したい」と話していました。
高校生が対象の対話集会は8年ぶりで、中川市長になってからは初めてです。この対話集会は今月17日に関根学園高校、今月24日に上越高校でも開かれる予定です。
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