2025年7月15日
2025年7月15日 12:34更新
上越市の4つの海水浴場が12日(土)海開きしました。このうち大潟区の鵜の浜海水浴場では、高波などによって削り取られた砂浜の整備が完了し、これまで通りのビーチで完全復活し、大勢の海水浴客でにぎわいました。
海開きしたのは上越市のたにはま、なおえつ、鵜の浜、柿崎中央の4つの海水浴場です。このうち大潟区の鵜の浜海水浴場には県内外から多くの家族連れなどが訪れていました。
県が今年行った水質調査の結果は、鵜の浜海水浴場は最高ランクのAAでした。訪れた人の中には、海がきれいで毎年ここに来るのが恒例という、群馬県から訪れた家族もいました。
群馬県から
「子どもたちの夏休みが始まったその日に来る。海がきれい。子どもたちは激しい波が楽しいと言っている。砂も粗めで、体にこびりつかない」
長野県から
「最高。海は夏に絶対来ないといけない場所」
「冷たくて気持ちいい。日差しを気にしながらだが、帽子を被っていれば海だと暑さを感じにくいのでいい」
鵜の浜海水浴場は、去年1月、強風や高波などの影響で海水浴場の4割の砂浜が削り取られました。このため今年5月から先月にかけて大潟観光協会などが柿崎川の河口から5000立方メートルほどの砂を運び、ビーチを整備してきました。
去年は例年の3分の2の規模に縮小して営業しましたが、ことしはこれまで通り長さ120メートルのビーチが完全復活しました。
鵜の浜温泉観光組合 八木健一 組合長
「一時は砂浜がえぐり取られた状態で死活問題。無事に従来の砂浜が戻り、今年も営業を続けられて安堵した」
鵜の浜海水浴場では、砂が削り取られるのを防ぐため、今後10年以内をめどに波の流れを弱める消波ブロック、いわゆるテトラポットの設置を増やす計画です。
鵜の浜温泉観光組合 八木健一 組合長
「(消波ブロック)できたら、今まで通りの砂浜が維持できる。安心して海水浴場を運営できる。海と温泉がキャッチフレーズ。夏の思い出作りとして足を運んでほしい」
上越市の4つの海水浴場の営業は8月17日(日)までです。
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