2025年7月22日
2025年7月22日 14:56更新
妙高市の関山神社で伝統行事「火祭り」が行われ、今年100年ぶりに修理され輝きを取り戻したみこしが20日(日)に地区を練り歩きました。
関山神社のみこしは、長年担がれてきた影響でひびや塗装の劣化などが目立っていたため、今年4月におよそ100年ぶりに本格的に修理されました。
担ぎ手
「きれい。重みが増した」
社殿からご神体がみこしに移される神事「発興祭」が行われると、みこしが関山神社を出発しました。
参加したのは、地元の関山地区をはじめ、市内のほかの地区や上越市などから例年の2倍近くの100人以上が集まりました。
みこしの重さは、およそ800キロ。大洞原や関山駅前など地区内およそ20キロを1日かけて練り歩きました。
氏子総代の内田竜太郎さんによりますと、火祭りのみこし渡御は、700年ほど前から続いているということです。
地元の人
「きれいになって、見栄えがいい。心が洗われるよう」
山梨から帰省した親子
「伝統を守っている。感動」「頑張っていてすごい」
スウェーデンから参加
「妻の家族が関山に住んでいる。楽しいと聞いて参加。とても重い」
地域外から
「会社のつながりで参戦。盛り上がっている。暑いけど楽しい」
地元の人
「自慢のみこし。伝統を守り続けていかなければならない使命感にもっと火が付いた」
氏子総代 内田竜太郎さん
「皆さん、きれいになったみこしを見て喜んでくれている。修復してよかったと満足している。地元の人が少ないので、祭りに関心を持って参加してくれることは非常に心強い。(今後も)もっとPRしてたくさんの人に担いでもらいたい」
みこしは、夜10時ごろ神社に戻りました。
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