2025年8月6日
2025年8月5日 17:36更新
「春日山」を表す印で地元の観光を盛り上げようと、上越市立春日中学校の生徒がロゴマーク作りに取り組んでいます。
ロゴマークを作っているのは、春日中学校の美術部員およそ60人です。地域の歴史や文化を磨き通年で観光できるエリアを整備する上越市の「通年観光計画」の一環として、市から制作の依頼を受けました。
市によりますと、春日山城跡とその周辺では観光案内のサインが統一されていないほか、サインが設置されていない場所もあるということです。そこで地元の中学生に春日山を表すロゴマークを作ってもらい、新たに設置する案内標識に使うことにしました。
生徒はグループに分かれて、3日かけてデザイン案を6つ作ります。初日の5日(火)は、デザインを監修するプロのデザイナーからロゴマークをデザインするポイントについて説明を受けた後、制作作業に入りました。
美術部員
「春日山と謙信公をベースにする。カッコいいものを作りたい」
「春日山城の攻め落としにくさ、強いところが好き。強さを表現したい」
デザイン監修を務める高橋トオルさんは「自分の中にあるこの場所を好きな気持ちが、人に伝わる形になるととても良い。ロゴマークを通して、その場所などを好きになる人が一人でも増えると良い」と期待していました。
中学生が作ったロゴマークの案は、秋ごろにインターネットで一般投票を行い1つに絞り込みます。
決定したマークは、春日山地域に設置される案内標識などに使われ、今年中に春日山駅から春日山城跡へ向かう道に設置されることになっています。
このロゴマークは、標識などのほかにも、春日山地域の観光情報発信に広く使われる予定です。
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