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牧区の特産品「ぴりっ子」新しい生産者に向けた勉強会

牧区の特産品「ぴりっ子」新しい生産者に向けた勉強会

上越市牧区の特産品で、辛味調味料「ぴりっ子」の生産者が減るなか、新しい生産者に作り方を説明する勉強会が27日(水)に開かれました。

「ぴりっ子」は原料のトウガラシに米こうじや酒粕ユズを合わせて塩漬けにし、3年ほど熟成させた辛味調味料です。高齢化により生産者が一時、2軒にまで減りましたが、今年は地元の有志団体と個人の合わせて2軒が新たに作ることになりました。

これを受けて、 「ぴりっ子」の加工と販売を担当するJAえちご上越が作り方を説明する勉強会を初めて開きました。

参加者はトウガラシを加工する冬までの間、塩漬けにして保管する方法を教わりました。収穫したトウガラシは洗って種を取り除きます。桶に入れたあと、塩を原料の重さの3割ほど混ぜてなじませます。

勉強会にはベテランも加わり、トウガラシの切り方を教わっていました。 

ベテランの参加者
「もう80歳、続けていけない。ぴりっ子は牧の伝統。続けてもらいたい」

今年初めて生産する参加者
「ベテランの皆さんに教えてもらえるうちに話が聞けたのは本当によかった。貴重な機会を逃さず得られた。きょう聞いたことで効率アップできる。すごく勉強になった」

トウガラシはそれぞれの生産者が収穫し塩漬けにしたあと、12月にJAに出荷されます。その後、正善寺工房で加工され3年ほど熟成させたあと販売されます。

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