2025年9月20日
2025年9月20日 9:00更新
標高1300メートルの大パノラマでアートが楽しめる新しい施設が、妙高市の赤倉観光リゾート&スパに完成しました。
妙高市赤倉の標高1300メートルに広がる大自然。7月にオープンした赤倉ヴィレッジスクエアには、野尻湖や斑尾山などが一望できるベンチが設置されたほか、東京の大学生が制作した自然と調和したアート作品などが展示されています。
赤倉観光リゾート&スパ 後藤幸泰 統括支配人
「スキー場の夏の集客を考えた。赤倉地区には元々芸術家が来ている。『アート』『芸術』という言葉をキーワードに来てもらえないかと再開発」
赤倉ヴィレッジスクエアは、赤倉観光リゾート&スパなどを運営するR&Mリゾートが、3年前から妙高スカイケーブル周辺で開発を進めてきました。ゴンドラの新調も含めて改装費用はあわせておよそ18億円。コンセプトは自然の中で楽しむ文化芸術です。
解放感あふれる多目的ホールは、20年ほど前に使われなくなったリフト乗り場を改修したました。130人収容可能で、コンサートやワークショップの会場として使われます。
ゴンドラの終着地点のすぐ近くにあるカフェ「スカイテラス&ガーデン」では、妙高山の湧水を使った水だしコーヒーや赤倉観光ホテルのパティシエが監修したドーナツを味わうことができます。
このほか、ゴンドラの出発地点「フロントラウンジ」には、赤倉温泉の歴史や妙高の観光などを紹介した幅16メートルほどの巨大なパネルが展示されました。またソファーに座って赤倉周辺の観光を紹介した映像を見ることができます。
赤倉観光リゾート&スパ 後藤幸泰 統括支配人
「アート作品が屋外にあることで、大自然の中で触ったり見たり風を感じるなど、五感で感じられる。作られた自然ではなく、もともとある大自然を満喫できる。これから紅葉のいい時期になるので来てもらえれば」
赤倉ヴィレッジスクエアでは、アートの作品展示やコンサートなどに出演する団体を募集しています。詳しくは、赤倉観光リゾートスキー場までお問い合わせください。
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