2025年10月2日
2025年10月2日 11:04更新
冬に流行する感染症、インフルエンザの予防接種が上越市内で10月から始まります。上越市栄町の塚田こども医院では、これまで通りワクチンを腕に注射する方法のほか、去年試験的に導入した鼻の中にスプレーする方法を本格的に取り入れます。
塚田こども医院では10月18日からインフルエンザの予防接種が始まります。
塚田次郎院長
「インフルエンザは『かぜの王様』急に発熱する。高齢者は肺炎、子どもたちは脳炎・脳症を起こすことがある。重症になることもあるのでできるだけ予防したい」
予防接種は2通りあります。1つは、これまで通り腕に注射する方法です。そしてもう1つは、去年試験的に行った鼻にスプレーする「点鼻型」を今年から本格的に取り扱います。「点鼻型」は痛みを感じないのが特徴で、接種できるのは2歳から18歳までです。また注射は13歳以下の場合、2回に分けて接種する必要がありますが「点鼻型」は年齢にかかわらず1回で済みます。
塚田次郎院長
「鼻にシュッシュッとする。1回の接種で済んで痛くない。効果は点鼻も注射もほぼ同じと言われている」
塚田こども医院ではすでに「点鼻型」の予約は終了していますが、注射の予約は定員の半分以上が埋まっているもののまだ受け付けています。上越保健所によりますと、上越市と妙高市では先週15日から21日までインフルエンザの患者は報告されていません。
塚田次郎院長
「例年と同じように1月2月に大きな流行があるのでは。ワクチン接種はその前に終わらせておくのがいい。ワクチンでインフルエンザにかからなくて済むということではない。日頃からの手洗い、うがいをお願いしたい」
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