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名立機雷事件を後世に 正光寺に「平和輪」設置

名立機雷事件を後世に 正光寺に「平和輪」設置

今から76年前の1949年、上越市名立区で機雷が爆発し小中学生を含む63人が死亡しました。この「名立機雷爆発事件」を形に残るものとして、後世に伝えていこうと、名立小泊にある正光寺に平和を象徴する車輪が設置されました。

「名立機雷爆発事件」の現場から500メートルほど離れた、名立小泊にある正光寺に設置された車輪「平和輪」です。仏教の教え「法輪」から、平和が広まる様子を車輪に例え、手で回しながら平和を祈ります。

正光寺 高橋良弘 住職
「『平和になりますように』、『輪が広がりますように』と願いを込め作った。ここに来て手でさわって回して」

「平和輪」は住職の高橋良弘さんが古道具店で購入した荷車の車輪を土台のケヤキに取り付けたもので、土台には平和を祈って花や菩薩が手彫りされています。

正光寺 高橋良弘 住職
「(名立機雷爆発事件)この寺の中で体験した。爆発音と物が落ちてきて、そこにいられない状況だった」

元教員の高橋さんは事件を風化させないため、およそ40年にわたり、この惨事を子ども達に伝えています。


正光寺 高橋良弘 住職
「戦争ほど憎いものはない。今までずっと子ども達や先生に名立機雷爆発事件について話をしてきた。(平和の尊さ)わかってもらえればありがたい」

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