2025年11月13日
2025年11月13日 15:40更新
■百日咳
今回県内で報告されたのは30件(前の週21件)でした。百日咳は百日咳菌という病原菌によって起こされる感染症です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します。7日から10日程度の潜伏期間を経て風邪の症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。その後、短い咳が連続的に起こり、咳の最後に大きく息を吸い込み、痰を出しておさまるという症状を繰り返します。激しい咳は徐々におさまりますが、時折、発作性の咳がみられるということです。感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。

■インフルエンザ(注意報基準10)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり4.25人(前の週1.75人)、実数は17人(前の週7人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり11.20人(前の週4.15人)、実数は616人(前の週228人)でした。定点あたりの報告数10を超え、全県に注意報が出されています。県によりますと、昨シーズンより注意報発令時期が1か月ほど早くなっていて、学校でも学級閉鎖などが増えているということです。
■新型コロナウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり2.50人(前の週 3.75人)、実数は10人(前の週 15人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり5.33人(前の週 4.55人)、実数は293人(前の週250人)でした。
■RSウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週 0.50人)、実数は1人(前の週1人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.53人(前の週1.40)、実数は16人(前の週42人)でした。
■A群溶血性レンサ球菌咽頭炎
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0人(前の週0.00人)、実数は0人(前の週0人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.13人(前の週2.33人)、実数は64人(前の週70人)でした。
■感染性胃腸炎(警報基準20)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり3.00人(前の週1.50人)、実数は6人(前の週3人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり2.20人(前の週2.50人)、実数は66人(前の週75人)でした。
■伝染性紅斑(警報基準2)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週2.00人)、実数は2人(前の週4人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.93人(前の週1.13人)、実数は28人(前の週34人)でした。国の警報終息基準(定点当たり1)を下回り、警報は解除されました。
■突発性発疹
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週0人)、実数2人(前の週0人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.17人(前の週0.10人)、実数は5人(前の週3人)でした。
■ヘルパンギーナ
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0人(前の週0人)、実数は0人(前の週0人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり0.30人(前の週0.23人)、実数は9人(前の週7人)でした。
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