2025年11月20日
2025年11月22日 4:00更新
上越市大豆1丁目に、スープカレーの本場、北海道札幌の味を提供する専門店「Soup&Curry Spice Bloom(スパイスブルーム)」が10月にオープンしました。
スパイスブルームがオープンしたのは山麓線と謙信公大通りが交わる春日山交差点近くです。山麓線沿いの以前も飲食店だった場所で、全18台が停められる広い駐車場を備えています。
店内は片側が全面ガラス張りで、明るく開放的。カウンター6席のほか、4人掛けが4つ、2人掛けが1つのテーブル席と、6人掛けのテーブル席が3つある小上がりもあり、1人でも、仲間同士や家族でもゆっくりと食事が楽しめます。
店長 宮﨑良寛さん
同店を始めたのは宮﨑裕之さん(50)と宮﨑良寛さん(31)の親子です。父の裕之さんはこれまでまったく畑違いの仕事をしていましたが、趣味として年間300食の食べ歩きを楽しみ、いつか飲食店を開きたいと考えていました。食べ歩きをするなかで、北海道札幌にあるスープカレーの有名店の味にほれ込み、その店のレシピとノウハウを受け継ぎ、スープカレーの文化が浸透していない上越地域で専門店を開くことを決めました。
店長は上越市内のホテルで10年間、料理人として活躍してきた息子の良寛さんです。
「スパイスブルーム」という店名には、スパイスの花が開き、上越地域にも「スープカレー」という新しい食文化が広がってほしいという裕之さんの思いが込められています。
こちらで提供しているのは、北海道札幌にある有名店のレシピやノウハウを受け継いだ本格派のスープカレーです。通常のカレーと違い、さらりとしたスープ状になっているのが特徴。鶏ガラや昆布などからとった和風ダシに、さまざまなスパイスが入ったトマトペーストを組み合わせ、スパイスや野菜、食材の濃厚な旨みが楽しめる一品です。
トマトスープ
ココナッツスープ(+100円)
カレーはレギュラーの9種類、季節限定の2種類を提供。好きなカレーを選んだあと、スープを定番のトマトスープか、ほんのりマイルドなココナッツスープ(+100円)のどちらかを選びます。
そのあと、辛さを選択。0~30番までの辛さのレベルがあり、1~2番でもなかなかの辛さです。10番まではカイエンペッパーで辛さを調整していますが、12~30番までの辛さはハバネロやブートジョロキアといった激辛スパイスをブレンドして仕上げているということです。
ライスやスープの量も選べるほか、トッピングの種類も豊富。チーズや炙りチーズを入れてマイルドにしたり、炙り豚角煮やハンバーグなどのメインどころの具材をトッピングして、自分好みのカレーに仕上げる人も多いそうです。
チキン野菜カリー 1600円(税込)
一番人気は「チキン野菜カリー」。スープカレーといえばこれというべき定番メニューです。
じっくりと煮込んでトロトロになった鶏のもも肉1本が入っています。スプーンでほろほろと崩れるほどの柔らかさ。大きなジャガイモ、ニンジン、レンコンのほかに、アスパラ、カボチャ、ナス、ヤングコーンなど、素揚げした野菜がたっぷり入っています。
こちらでは注文を受けてから小鍋でひとつずつスープを作り、熱々の状態で提供されます。
炙り角煮野菜カリー 1600円(税込)
トロトロの角煮をメインに、たっぷりの野菜が入った「炙り角煮野菜カリー」も人気の一品です。
季節限定メニューは3か月ごとに変わり、現在は「ベーコンとキャベツのカリー」、「豚しゃぶときのこのカリー」を提供中。来年1月頃から、トロトロになるまで煮込んだ牛ブロック肉と、牛ダシのフォンドボーを組み合わせた季節限定のスープカレーが登場する予定です。
カレーとよく合うラッシーやソフトドリンク、アルコールメニュー、アイスやシフォンケーキなどのスイーツも取り揃えています。
店長 宮﨑良寛さん
「この上越の地で皆さんがまだ味わったことのないカレーを楽しんでいただければと思います。スパイスブルームをぜひよろしくお願いいたします」
Soup&Curry Spice Bloom(スパイスブルーム)
■住所:上越市大豆1-12-59
■電話:TEL025-530-7873
■営業時間:11:00~21:30(21:00LO)
■定休日:水曜
■インスタグラム:@spicebloom2025
■駐車場:18台
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