2025年12月16日
2025年12月16日 18:20更新
クリスマスの雰囲気を楽しみながら防火について学ぶイベントが16日(火)に、上越市の名立たちばな保育園で開かれました。

このイベントは、クリスマスの雰囲気を楽しみながら火災予防の意識を高めてもらおうと、上越消防署名立分遣所が毎年、名立たちばな保育園で行っています。

参加したのは年少から年長までの園児、合わせて39人です。消防署員7人がサンタクロースやトナカイに扮し、「防災カード」の遊び方を説明しました。


カードには火災や地震などの災害が起きた時、命を守るための行動が動物に例えて描かれています。

火災は煙を吸わないよう口に手をあてた「タヌキ」、津波は高い所へ走って避難する「チーター」、地震はしゃがんで頭を守る「あひる」など、園児は動物になり切りました。

園児
「地震や火事のときに、どうすればよいかを教えてもらった。頭をおさえるとか」

園児
「地震のときは頭、火災のときは口をおさえる」

上越消防署 名立分遣所 植木栄一 所長
「園児たちも元気よく楽しくやってくれた。小さい時から防火・防災に関心を持ってもらって、有事の際はしっかりと対応ができる大人になってもらいたい」

この日は、名立たちばな保育園で毎月恒例の避難訓練もあり、給食室からの出火を想定して実施されました。
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