2025年12月19日
2025年12月21日 4:00更新
上越市下門前の上越科学館に、子どもたちが遊びながら化学に触れられる新しい展示物が整備されました。12月25日(木)からの一般公開に先立ち、18日(木)に報道機関に公開されました。

これが新たに設置された「元素シューター」です。

98インチのモニターに映し出された、元素の周期表。

118ある元素にシューターで照準を合わせると、関連する写真と解説が表示されます。

また、水やお酢、チョークなどが、どんな元素同士がくっついて出来ているのかをシューターで遊びながら学べます。

この展示物は企業版ふるさと納税制度による寄附で設置されました。寄附をしたのは、上越市中郷区で創業し現在は東京都に本社がある、化学製品などを製造している「日本曹達」です。科学館の子どもたちの学びの場の充実に役立ててほしいと、上越市に4000万円を寄附しました。

上越科学館 永井 克行 館長
「科学館や博物館の展示物はお金がかかるので、寄附はありがたい。実は地球や宇宙のものすべてが元素でできている。元素が身近にあるものだと知ってもらえたらうれしい」

「元素シューター」は、12月25日(木)から一般に公開されます。
© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.