2026年4月3日
2026年4月4日 8:00更新
上越市三和区のクラフトビール醸造所「オタマブルーイング」が、本来廃棄されるはずのリンゴを活用し、上越地域の発酵文化をかけあわせた新しいクラフトビールを開発しました。

オタマブルーイングが開発した新商品「Small Green Apple Sakekasu Sour Ale (スモール グリーン アップル サケカス サワー エール)」です。

長野県飯綱町、マルヤマフルーツ農園の本来廃棄されるはずの摘果リンゴと、妙高市君の井酒造の酒かすを使ったクラフトビールです。リンゴならではのさわやかな酸味と、フレッシュな香りが特徴です。

2日(木)は、オタマブルーイングの宮川岳さんをはじめ、リンゴ農家の天野奈津美さん。仕込みに関わった醸造家の山本優太朗さんなど5人が出席し、無印良品直江津で新商品の発表会を開きました。

開発のきっかけは、リンゴ農家の天野奈津美さんがリンゴを販売しに上越市に訪れた際、オタマブルーイングの宮川さんと出会い、廃棄されている摘果リンゴの使用を提案したことでした。リンゴの栽培では、成長を促すために全体のおよそ8割から9割が間引きされ、廃棄されてしまう現状があり、このリンゴの活用が長年課題となっていました。

マルヤマフルーツ農園 天野奈津美さん
「摘果リンゴを集めて1コンテナ数百円で売るのは手間がかかる。商品化できたというのは、すごくうれしい」

このビールを400リットル醸造するのに、摘果リンゴのジュース60リットルと、味にコクが出るよう君の井酒造の純米大吟醸「恵信」の酒かす15キロが使用されています。宮川さんは、リンゴの味をいかに残すか、完成するまでに苦労があったと話します。

オタマブルーイング 宮川岳 代表取締役
「食べておいしいフルーツは、ビールにすると味が消える。酵母が(糖を)食べてリンゴの要素が減っていく。飲みやすいサワーエールになっている」

「Small Green Apple Sakekasu Sour Ale」は、オープン価格で、1本330ミリリットル、税込み750円です。
オタマブルーイングのECサイトや妙高市関山の酒販店 十二屋で販売されているほか、4月中に上越市内のスーパーの店頭に並ぶ予定です。
© Copyright (C) 2026 上越妙高タウン情報 All rights reserved.