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牧文化協会が今年度で活動終了 最後の「夢まつり」

牧文化協会が今年度で活動終了  最後の「夢まつり」

上越市牧区で地域の文化活動を30年以上にわたって支えてきた「牧文化協会」が会員の高齢化などで活動を終えることになりました。

一つひとつ丁寧に壁に掛けられていく作品。来場者の視線に合うよう、展示位置を調整していきます。牧区で26年続いてきた文化活動の発表の場「夢まつり」に向けた準備です。

30年以上にわたって地域の文化活動を支えてきた牧文化協会が高齢化などを理由に今年度で活動を終了することになり、「夢まつり」も今回で幕を閉じます。

牧文化協会 井上博会長
「この地域に埋もれているものを見てもらいたいが場所がなかった。展示してほしかった、見てほしかったから始めた」

画像提供:牧文化協会

牧文化協会は平成4年に発足し、地元で活動する手芸や絵画、伝統芸能などに取り組む団体の発表の場をつくってきました。多いときで26団体、500人を超える会員が所属していました。

しかし、高齢化により現在は7団体にまで減少。活動の継続が難しくなり、切りをつけることになりました。

協会では平成12年から所属団体の活動発表の場として「夢まつり」を毎年開いてきたほか、地域に残る踊りや神事を再現して映像として記録する取り組みにも力を入れてきました。

牧文化協会  井上博会長
「団体数が多かったからにぎやかだった。我こそはと大きな作品を持って来ていた」

最後の夢まつりには、絵画と写真の2団体から17人の49作品が展示されました。また舞踊やフラダンスの団体のほか、牧中学校の音楽部などが日頃の成果を披露しました。

中島良子さんの作品
「実り」

毎年、夢まつりに向けて絵画に取り組んできた中島良子さんの作品です。去年の秋に描いた柿の絵です。

手前にピントを合わせ奥をぼかすことで、立体感や奥行きを表現しました。

中島さんは「毎年続いてきた展示の機会がなくなるのは寂しい」と話していました。

会場には、文化協会のOBがかつて出品した作品を持ち寄る姿もありました。これはおよそ30年前に描かれた作品です。

文化協会OB
「文化協会が終わると聞いて、描き溜めた昔の作品を持ってきた。倉下地区にある観音堂を描いた」

牧文化協会  井上博会長
「発表する場、想いを届ける場として文化協会が生まれた。私の代で終わってしまい、申し訳ないと感じている」

20年にわたって会長を務めてきた井上博さんは、残された時間のなかで所属団体が今後も発表できる場を探していきたいと話しています。

牧文化協会  井上博会長
「今ある団体の発表の場を確保したい。牧振興会や公民館のイベント時に声がけをしてもらえるよう、活動が終了する3月末まで働きかけていきたい」

協会としての活動は今年度で終わります。所属団体はそれぞれで活動を続けていくということです。

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