2026年7月30日
2026年7月30日 17:38更新
地元に愛されるグルメの数々を、店主、生産者、料理人などの“食の担い手”たちがリレー形式で紹介する「上越妙高うんまいもんリレー」。ひとつの料理、食材をきっかけに、次の人へバトンが渡され、地域の食文化を深掘りしていきます。見るだけでお腹が鳴る、思わず足を運びたくなる、知られざる「地元のうんまいもん」が続々登場します。
「古本と日本酒」をキーワードに、前回の十二屋から紹介してもらったのは「スイミー 古本と日本酒の店」です。
スイミー 古本と日本酒の店(上越市本町6-3-10)
えちごトキめき鉄道妙高はねうまライン高田駅から徒歩8分のところにあるスイミー。
「古本と日本酒の店」という店名の通り、中に入るとたくさんの本が並んでいます。
この本は?
店主・酒匠 川上眞咲さん
「お店をやるときに『古本に囲まれてソファーでお酒が飲める空間』がまず頭に浮かんで、そういうお店を作りたいと思って作りました。大きいものだと画集とか全集みたいなものから、自分がお店をやる時に参考にしたような働き方の本とか、幅広く漫画もちょっと置いてます」
本好き、読書好きの人ばかり集まる店かというとそうでもないようです。
「本を読まない方も多くて、お客さんからも『本読んでる人いないじゃん』と言われることもある(笑)。でも、本があるおかげで、お酒好きの方も本好きの方も、どちらもすごく穏やかに過ごしていただいていると思っています」
「どっちも好きなものだから。自分の好きな古本のある空間と組み合わせたらやっていけるんじゃないかという思いになった。日本酒は大好き。ただの飲み物のようでいながら、その地域を代表しているようなものという感じがある。遠くの方と出会っても『栃木です』と言われたら『仙禽(栃木の日本酒の銘柄)がありますね』と話が盛り上がることができて、自分といろんな人を繋いでくれたものだなという思いがあります」
日本酒がすすむオムライス 950円(税込)
そんなスイミーのおすすめメニューは「日本酒がすすむオムライス」です。
オープン当初からの一番人のメニューで、和風の出汁を効かせ、日本酒と一緒に食べると、口の中に磯の香りがふわっと広がるように作っているそう。
「何屋さんかわからない雰囲気のお店にしたいなとオープン当初から思っていました。それで『えっ?』と混乱するようなメニューを作りたいと思って、日本酒に合うオムライスを研究して今の形になりました」
越路乃紅梅 かすみ酒 90ml 650円(税込)
実は酒匠の資格を持つ川上さん。オススメのペアリングは?
「今の時期だと越路乃紅梅という柿崎の酒があって、それが一番のおすすめです。越路乃紅梅は主役というより名脇役みたいに作られているものが多くて、すごく優しい伸びやかな甘味を感じます」
古本と日本酒と、それに合う料理が楽しめるお店 スイミー。お店を開くにあたり川上さんには、ある思いがありました。
「もともと高校生の時に高田のまちが好きになって、地域おこしのことや高田を盛り上げるということに興味が沸いたので、大学も地域活性化を勉強できる経済・社会系の大学に行きました。地域おこしを目的とするなかでも、ひとつの手段として人が集まる場所やお店をやりたいと思うようになりました」
なぜスイミーという店名になったのでしょう?
「大きなひとつの観光地がドンとあるのも素敵だが、上越にこれがあるという大きなものがなくても、小さなお気に入りのものがたくさんあるということがすごく素敵だと思いました。その感じがスイミーの絵本の内容に似ていると思って、そういう名前にしました。皆さんそれぞれが、自分の周りに好きなものを集めていただけたらという気持ちで、お店の名前を付けています」
お店を利用した人にはどんな気持ちになってほしいですか?
「日頃のお仕事や、ちょっと緊張することとかを、ここではひとつ肩の荷を下ろしていただいて、ちょっと緩んだような優しい気持ちになって、最後帰っていただいたらうれしい」
地域おこしにも熱い思いがあるスイミー。本好きの方も、そうでない方も、お酒や料理を楽しみながらホッと一息ついてみませんか?
スイミーが紹介する次のうんまいもんのキーワードは「発酵シロップ」です。
次はどんなうんまいもんが登場するのでしょうか?
※ご覧の記事は、JCVの地域情報番組「Jump」のコーナーで2026年7月22日に放送した内容です。
スイミー 古本と日本酒の店
■住所:上越市本町6-3-10
■営業時間:水~金曜 18:00~23:00/土・日曜 17:00~23:00
■定休日:月・火曜、日曜は不定休
※予約はLINEかインスタグラム
■インスタグラム:@swimmy______
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