2025年10月24日
2022年5月16日 8:36更新
やっほー!と思わず叫びたくなるようなこの景色。ここは、佐渡市両津地区岩首にある岩首昇竜棚田です。

西野アナウンサー「きょう(5月8日)は、ここでなにやら面白いイベントがあるということなのですが・・・」

佐渡市地域おこし協力隊 村山凜太郎さん「どろリンピック2022開催です!」


佐渡市地域おこし協力隊 村山凜太郎さん「棚田は、維持や継承が難しい現状です。そんな棚田になにかを掛け合わせることで新しい価値を生み出し、楽しく棚田を維持・活用できればと思い今回のイベントを企画しました。」
西野アナウンサー「わたしも参加して、棚田の新しい魅力を伝えたいと思います!」

準備運動をしっかり行い、いざ田んぼへ!


西野アナウンサー「人生で始めて田んぼに入ったんですが、ぬるぬるしてます。でも泥が意外と気持ちいいし歩きやすいです!」

田んぼの中での歩き方や泥の感覚も掴んだところで、いよいよ競技に入ります。

はじめはSUPを使った競技です。SUPとはスタンドアップサドルボードのこと。サーフボードのような大きな板の上に立ち、パドルを漕いで水上を進みます。

はじめに行ったのはSUPリレー。チームに分かれリレー方式でスピードを競います。

しっかり漕がないとこうして風に流されてしまうんです。
西野アナウンサー「バランスをとるのがとっても難しかったです。風を切って進むのが気持ちよかったです!」
続いてはSUPの上で手押し相撲。



なかなかバランスをとるのが難しいSUPの上で苦戦しながらも、みなさん楽しんでいました。


西野アナウンサー「待ちに待ったお昼休憩。お昼はこちらの棚田米を使った棚田米のお弁当をいただきます!」

西野アナウンサー「運動したあとのお米は最高です。しかもこのいい景色を見ながら食べるっていうのがまたお米をおいしくさせますね!」

「つやつやでとっても甘くて美味しいです。お弁当に入っているおかずも地元の山菜を使っていますし、桜の塩漬けは初めて食べたんですが美味しかったです」

棚田米のお弁当でエネルギーチャージし、午後の競技へ。午後からはチームに分かれ、ボールを当てあうどろんこ合戦。



参加者はこのイベントを通して、それぞれ棚田の魅力を感じながら楽しんでいました。

参加者「家で田んぼをやっていないので裸足で田んぼに入ることがない子どもたちに、田んぼで遊ぶ体験をさせたくて参加したんですが、そういった経験ができてよかったです。この日本ならではの景色を子どもに見せたかったというのも参加した理由のひとつです。やっぱり人が来ないと棚田自体もさびれていくと思うので、こうしてたくさん人が集まるイベントをやってもらうというのはとっても面白いなと思いました」

参加した子ども「田んぼにはじめて入ったけど冷たかった」

参加した子ども「泥に落ちたりして入っていく感覚はなんか雲の上に乗ってるみたいだった」

西野アナウンサー「全身泥だらけになるまで楽しみました!」
佐渡市地域おこし協力隊 村山凜太郎さん「みなさん、楽しかったといわんばかりの泥だらけになってくれていて笑顔もたくさん見られてホッとしました」
西野アナウンサー「そうですね、こういったイベントを通して棚田の良さ、魅力を感じてもらえるといいなと思いました。今日はありがとうございました!」

村山さんは、今後もこのようなイベントを定期的に開催し新たな棚田の価値を生み出していきたいとしています。
佐渡テレビジョン
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