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百日咳に注意 10代前半の患者が増加

上越保健所管内の感染症(4月14日~4月20日分)

大型連休期間中は帰省や旅行などで人の動きが増加します。基本的な感染対策をお願いします。

■百日咳
全国的に百日咳の感染者が増えています。特に10代前半の患者報告数が増えています。県内で報告されたのは156人、このうち上越保健所管内では10代の2人でした。百日咳は百日咳菌という病原菌によって起こされる感染症です。患者の咳やくしゃみなどのしぶきに含まれる病原菌によって感染します。7日から10日程度の潜伏期間を経て風邪の症状がみられ、徐々に咳が強くなっていきます。その後、短い咳が連続的に起こり、咳の最後に大きく息を吸い込み、痰を出しておさまるという症状を繰り返します。激しい咳は徐々におさまりますが、時折、発作性の咳がみられるということです。感染予防のため、手洗い、うがい、咳エチケットを心がけましょう。

■インフルエンザ(流行期目安1 注意報基準10 警報基準30 終息基準10)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0人(前の週 0人)でした。県全体の平均は定点医療機関あたり1.53人(前の週 1.44人)、実数は84人(前の週 78人)で前の週のより増えました。

■新型コロナウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.75人(前の週 1.50人)、実数は3人(前の週 6人)で前の週より減りました。県全体の平均は定点医療機関あたり4.98人(前の週 4.96人)で前の週よりわずかに増えました。

■RSウイルス感染症
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり4.50人(前の週 1.00人)、実数は9人(前の週2人)で前の週の4倍以上に増えました。県全体の平均は定点医療機関あたり1.73人(前の週1.72)で前の週よりわずかに増えました。

■A群溶血性レンサ球菌咽頭炎(警報基準8)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり4.00人(前の週2.00人)、実数は8人(前の週4人)で前の週の2倍に増えました。県全体の平均は定点医療機関あたり3.97人(前の週3.07人)で前の週より増えました。

■感染性胃腸炎(警報基準20)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.50人(前の週0.50人)、実数は3人(前の週1人)で前の週より増えました。管内では集団発生が児童福祉施設で2件、老人福祉施設で1件発生しています。県全体の平均は定点医療機関あたり7.63人
(前の週4.90人)で前の週より増えました。

■手足口病
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり0.50人(前の週1.00人)、実数は1人(前の週2人)
で前の週より減りました。県全体の平均は定点医療機関あたり0.07人(前の週0.10人)で前の週より減りました。

警報
■伝染性紅斑(警報基準2)
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり2.00人(前の週2.50人)、実数は4人(前の週5人)
で前の週より減りました。県全体の平均は定点医療機関あたり1.57人(前の週1.55人)で前の週よりわずかに増えました。

■突発性発疹
上越保健所管内の報告数は定点医療機関あたり1.00人(前の週0.50人)、実数は2人(前の週1人)でした。

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