1. 上越妙高タウン情報
  2. ニュース
  3. 大島庄屋の家 のっぺ汁に毒素成分含むこんにゃく芋誤使用 14人が舌に痺れなど訴える食中毒 18日(日)まで営業自粛

ニュース

大島庄屋の家 のっぺ汁に毒素成分含むこんにゃく芋誤使用 14人が舌に痺れなど訴える食中毒 18日(日)まで営業自粛

上越市大島区田麦の「大島庄屋の家」に越後田舎体験で宿泊した夕食の具材に、誤って毒素成分を含むこんにゃく芋が使われ、それを食べた首都圏の中学生など14人が舌などの痺れや、腹痛の症状を訴えていたことがわかりました。

上越市や上越保健所によりますと、今月8日(木)に越後田舎体験で首都圏の中学2年生16人と引率教員など5人が大島区田麦にある「大島庄屋の家」に宿泊し夕食をとったところ、14人が舌のしびれや腹痛の症状を訴えたということです。提供したのっぺ汁に里芋を入れたつもりが、下茹でして冷凍保存していた毒素成分を含むこんにゃく芋を誤って使っていたということです。

上越保健所では患者に共通する食事が大島庄屋の家で提供された食事に限られ、未調理品のいもを有識者に鑑別依頼したところ、有毒植物のこんにゃく芋であることが判明。患者の症状がこんにゃく芋に含まれるシュウ酸カルシウムによる症状と一致すること、また医師から食中毒の届け出があったことから、「こんにゃく芋入りの汁物」を原因とする食中毒と断定しました。

なお、症状を訴えた全員が快復しているということです。

今回の食中毒を受けて、上越保健所は市に対し食品衛生法第6条第2号違反として、5月12日(月)の1日間、飲食営業停止とする処分をしましたが、市では大島庄屋の家管理運営の受託者と協議し、衛生管理方法の見直しや内部チェック体制を整えるため、5月18日(日)まで宿泊を含む営業を自粛するということです。

この記事が気に入ったら
上越妙高タウン情報にいいね!しよう

最新情報をお届けします

Twitter でJCV Fan !をフォローしよう!

© Copyright (C) 2025 上越妙高タウン情報 All rights reserved.